前回の投稿🔻に関連して、宮下パークの感想です。ksakmh.hatenablog.com
めちゃくちゃ居心地が良かったです。楽しかった。
最先端のものや情報が溢れているはずなのにごちゃついていない。
目に写るものがごちゃついていない。
自然で違和感がない。
これって何なのか。
帰宅してからもずっと気になっていたのでブログに書いてみることにしました。
渋谷は若い時はよく行ってましたが、最近は積極的に行くことがないな。
多少年齢も関係あるかもですが、やっぱり雑多感が否めない。
乗り換えや通過、時々用事がある時くらいしか行かない私でしたが、渋谷が少し好きになりました。
どんなところが良かったのか
- 駅近なのに綺麗で安心して過ごせる
- 扱っている商品は若者向きだけど品もあり、年齢関係なく訪れやすいショップが多いなと感じた
- 時代なのか、ユニセックスな服の扱いが多い(メンズ、レディースのような分け隔てがなく選択できる。これって本当にいいなと思います。消費者視点では選択の幅も広がりますし、店舗側は在庫を多く持たなくて済むのではないでしょうか。)
- 店員さんが穏やかで丁寧親切なかたが多かった
- ゆとりかな。(これが一番大きいかもしれません)
一番最後に書いた「ゆとり」について、
物理的な環境も大きいと思います。
・階段や通路の幅が広い
・ベンチが多い
・開放感がある(外との繫がり)
・緑が多い(屋上庭園に限らず各フロアの通路に)
しかも、階段=〇〇、ベンチ=〇〇、といった
1対1の関係でなく、多様性が期待できる設計に魅力を感じました。
階段に座って休む人もいたり、ベンチでの過ごし方も様々。
座り方も選ばない、自然体で過ごせるようなベンチ(大きな石)もあり。
買い物だけでなく、仕事をしたり、お茶したり、ボーッとしたり人の過ごし方って本来一律ではないですよね。
あと、疲れたら休む。
そりゃ人間だからたくさん歩いたら疲れるし休みたい。喉だって乾くよね。
買い物だって即決できなくてちょっと考えたい時もあるよね。
時にはデートでケンカしたり、子供がぐずったりもさ。
と、生きていれば色んなことあるよね、起こるよね。
そんなもんだから
一旦落ち着こうよ。ひと休みしようよ。自分を取り戻そうよ。
自分はどうしたいのかって聞いてあげようよ。
この当たり前のことを前面的に受け入れられることって今まで少なかったように思います。(自分自身を含め)
休める場所が多いゆとり。
これは都内だとより貴重ですよね。
人に優しく、自分にも優しく。
人間に寄り添う設計に魅力を感じました。
まさにこれからの時代に合った
時代の動き・流れを汲んでいるなと。
客層は若い子が多いですが、年配のかたも多く見受けられました。
多様なバランスと調和。それが自然体である。そんな場なのではないでしょうか。
私は建築が好きですが、専門家ではありません。
そんな私もたくさん気付きをもらいました。
人間としての在り方、心地よさやゆとりから生まれるもの、ゆとりを持てた人間のこれからの可能性など色々考えさせられました。
フードコートのタコベル。たまにすごく食べたくなる。
今日という日が皆さまにとって
笑顔あふれる一日でありますように(^-^)✨